2015.02.17

0fr.TOKYO

2015年2月8日(日)  *湊 るい*

 

モダンでノスタルジックな空間に、しばし佇む夕暮れ。畳とアートの競演に胸がドキドキする。

 

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こんにちは。中目黒と代官山の間という、オシャレ感漂うところへ行ってきました。今回のお目当ては、ブックストア、カフェ、ギャラリーを一度に楽しめるスペース「0fr.TOKYO」です。営業日は週末の金土日のみという、なんともミステリアスなこのお店。オーナーのFrankさんにいろいろお話を聞いてみました。 
元々、パリにある有名なブックストア&ギャラリー0frでアーティストとして活躍していたFrankさん。オーナーに「日本でギャラリーやブックストアのコラボが出来る場所があったら教えて」と言われていたという。日本でカフェを開いている知人にその話をしたら、現在のこのカフェを使ったらどうだろうと。0frのオーナーにお店について話したら「いいじゃん、やろうやろう」と、とんとん拍子に話が進み2014年5月に0fr.TOKYOがオープンしました。その間なんと1か月半というスピーディな展開。こうして、とてもユニークな経緯でお店が誕生しました。
Frankさんはフランス/オーストラリア国籍。15年前に来日した際に個展を開き、それ以降も様々な国でアーティスト活動を行っています。アーティスト名は「K-NARF」。逆から読んでみてください。気付きましたか?(笑)
気になるのは、お店が休みの月曜から木曜の謎の4日間。実は、ここは彼のアートスタジオとなっているのです。お店の中心にある大きなテーブルでアートワークをしているのだそう。それらの作品は、お店で見ることが出来ます。

 

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彼の作品のキーマテリアルは、写真と接着テープ。Tape-o-graphと呼ばれる、独特な手法のフォトグラフィーアートです。作るところを見せてくれたFrankさん、作品にコーヒーのシミを付けていました。コンテンポラリーフォトグラフィーにヴィンテージ感を出しているとのこと。デジカメとプリンターで作りだす現代感と、年代を感じさせる仕上がりのコントラスト。ネオヴィンテージの世界と、遊び心が感じられておもしろいですね。

 

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カフェのメニューは、彼こだわりの オーガニック食材を使用したものばかり。私が注文したオムレツと、コーヒーも材料は全てオーガニックでした。内装も、彼の好きな和風の小物が目を惹きます。Frankさんセレクトのアートブックやマガジン、国内外のアーティストの作品、雑貨の数々。ここにある全てが彼のテイストで溢れています。

 

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お店の裏手にあるギャラリーでは、国内外のアーティストの作品が展示されています。1920年代に建てられた日本家屋、なんとここは彼の住むアパートの一室なのです。会期中も彼はギャラリーとして使っている畳部屋で寝ているのだと。いつでもアートに囲まれていると説明してくれる彼の表情はとても嬉しそう。

 

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彼は言いました。
「フランスでは、よくホームパーティーをして自宅へ友人を招いたよ。でも、日本ではそんなに一般的でないね。だから、この場所を家みたいに思ってもらって、ここにある様々なものを来てくれたみんなと共有したいんだ。」
アットホームで暖かな、その上クリエイティブな空間。おいしいコーヒーやお酒とおしゃべりを楽しみながら、アートと心の距離を縮めてみませんか?

 

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◇0fr.TOKYO◇
住所:東京都目黒区上目黒1-11-1
営業時間:金土日12:00-22:00 / 木20:00-24:00(バー営業)
URL:https://www.facebook.com/pages/0fr-TOKYO/1382838271960732

 
 
 
 
 
 

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◇K-NARF<http://www.knarfart.com/
1970年フランス生まれ。0fr.TOKYOのオーナー兼アートディレクター。東京を中心に、NY、ミラノ、シンガポール、パリにてアーティスト活動をしている。フォトグラフィーアートを操り、ネオヴィンテージの世界を表現している。

 

現在、0fr.TOKYOギャラリーでは下記の展示を行っています。
◇銀幕 シルバースクリーン展 / REBECCA U(レベッカ ユー)◇
期間:2/7(土)~2/21(土)
時間:金土日12:00-22:00
料金:無料
◇REBECCA U(http://rebeccau.com/)◇
1988年オーストラリアのメルボルン生まれ。現在東京を拠点に活動。


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